OA Dev 2チーム
はじめまして、京都大学大学院情報学研究科修士1年の江本洸海です。普段は離散アルゴリズムの研究を行ったり、趣味として競技プログラミングを嗜んだりしています。今回、開発4センター/Official Account開発室のOA Dev 2チーム所属として技術職就業型コースのインターンシップに参加しました。本レポートではインターンシップで取り組んだ問題について説明します。 取り組んだ問題 配属されたOfficial Account開発室では主にLINE公式アカウントの開発を行っています。LINE公式アカウントにはLINEユーザーのアクションに反応してメッセージを自動送信する機能がありますが、依存システムの障害などによって送信に失敗するという問題がありました。この問題を解決するため、メッセージを再送信する仕組みを実装しました。以下で詳しく説明していきます。 LINE公式アカウントとは LINE公式アカウントは、企業や店舗などがLINEユーザーとコミュニケーションをとれるサービスです。キャンペーン情報の提供や予約受付などさまざまな機能を有しており、みなさんもLINEユーザーとして飲食店やアパレルシ
LINE Engineer
こんにちは、LINEでDeveloper Advocateをしている中嶋です。今回はNode.jsベースのBotのサンプルコードを使いながら、LINE Payによる決済の仕組みをBotに組み込む方法をご紹介します。 用意するもの LINE PayのSandbox 実際にLINE Payで決済を提供してお金を回収するには加盟店登録が必要ですが、検証目的であれば加盟店登録をせずともSandboxで一通りの機能を試すことができます。Sandboxは下記LINE Payの開発者向けサイトから作成できます。https://pay.line.me/developers/techsupport/sandbox/creation Message APIのChannel LINEのBotアカウントを作成するためにMessaging APIのChannelを作成します。この手順については LINEのBot開発 超入門(前編)ゼロから応答ができるまで が参考になると思います。 LINE Pay API SDK for Node.js(非公式) LINE Pay APIをそのまま叩いてももちろん問